タイガーボード

火災を防止する タイガーボード

タイガーボードとは石膏ボードのことです。内装の下地として住宅側の壁と天井の全面に施工されます。

この吉野石膏の石膏ボード商品「タイガーボード」は、国内のシェア80%を超えています。ほとんどのご家庭で使用されているということになります。

タイガーボードの役割ーその1ー

■不燃性

タイガーボードは、建築基準法に適合する不燃性能を有しています。 つまり、加熱により煙、有毒ガスの発生もありません。

■防火・耐火性

他の防火建材と異なり、タイガーボードを用いた壁は、火災などの高温にさらされると化学的に結合した結晶水が水蒸気となり徐々に放出されます。いわばスプリンクラーを内蔵した防火、耐火性能を有する壁となります。

12.5mmのタイガーボードを室内の全面を施工することで省令準耐火構造として認められます。この省令準耐火構造にすることで15分の耐火性能が認められています。建物の火災の約55%は10分以内に消火活動が開始されますので、このタイガーボードを使用することで、命と大切な財産を守ることに繋がります。

タイガーボードの役割ーその2ー

■壁倍率を上げて地震に強い家になる

壁倍率は建築基準法で定められた壁の強さを示す指標なのですが、この石膏ボードを室内側に使用するだけで、この壁倍率の1倍分を上げることができます。

デザインハウスの標準仕様では構造用面材とタイガーボードを合わせることで建築基準法の上限である、5.0倍という最高値の壁倍率を実現しています。

タイガーボードの役割ーその3ー

■遮音性

快適な住空間を造るには遮音がとても重要です。

遮音とは、外部からの音の侵入を遮ることであり、遮音性能の悪い空間では隣の部屋のステレオ、外の車の走行音などが気になって仕方ありません。さらに、建物の気密化により、外の音より、隣室の音(音楽や話し声)が気になります。

快適な睡眠、安らかな生活の営みには高い遮音性の壁は必要不可欠です!

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